内容説明
宇久次郎有と名を変えて宇久島の平和と産業の発展に力を尽くした家盛の生き方を思うとき、言い知れぬ安らぎのひと時が訪れる。都で権力の一端に連なりながらも数奇な運命の糸に操られ、南海の小島で第二の人生を送った平家盛の生涯を描いた秀作。
著者等紹介
水島正裕[ミズシママサヒロ]
昭和20年1月、福岡県に生まれる。日本大学農獣医学部卒。大学時代、昭和天皇の魚の先生・故末広恭雄氏(東京大学名誉教授)に師事。卒業後政府派遣でアフリカに渡り水産技術の指導を行う。現在国際交流、環境問題に取り組み、自然環境保護と町づくりをライフワークとして活動。環境団体グリーンアースの会代表
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