内容説明
仕事に行き詰まりを感じ鬱屈した生活を送る中年警察官・山城。気分転換に帰郷した故郷・十津川村で、偶然撮った写真には、以前関わった事件の重大なヒントが写されていた。さらに、そこには国家間の重大な秘密まで隠されていた―。紀伊半島を舞台に、繰り広げられる壮大な謎解き。その陰には複雑に繋がった人間模様と人知れぬ悲劇があった…。実際に起こった米軍機事故をベースにした骨太の本格派推理小説の登場。
著者等紹介
木村龍輔[キムラリュウスケ]
昭和18年生まれ。兵庫県但東町(元高橋村)出身、大阪経済大学卒。元地方公務員。現在、大阪府財団法人嘱託
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