内容説明
抜群のユーモアに笑いながらもしんみりと懐かしい―昭和初期、貧しい環境のなかで腕白にたくましく生き抜いた一少年の成長物語。
目次
第1章 生家のこと(吉田浜の生家;我が家の扶養家族の虫達 ほか)
第2章 村の中の面白き面々(古狸にコリゴリ;貧乏自慢あれこれ ほか)
第3章 家族の肖像(渡辺権次郎と鈴木惣兵衛;お袋との出会い ほか)
第4章 小学校の思い出(人生最初の義務;喧嘩について ほか)
第5章 戦時下の青春(進学を決意;受験当日 ほか)
著者等紹介
鈴木伊三郎[スズキイサブロウ]
1932年宮城県生まれ。1948年宮城県塩釜中学校卒業。1948年地元漁船にカシキ(飯炊き)、甲板員、無線士、船長、漁労長で乗船。1970年二十五年の船乗りから身を引き下船。1971年安洋水産(株)入社。1988年同社退社。1989年(株)アイエス設立。代表取締役として現在に至る
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