内容説明
今は亡き肉親への想い、青春への憧憬、過ぎ去った時間とともに老境を確認する現在。はかない人間の存在、その積極的意味とは―言葉へのごたわり、文学への思い入れ、作者の人生が凝縮して生み出された詩、散文の数々。
目次
水のきらめき
夏の終りに
牡丹
長城
窓の向うに
青山の青
夢と鏡
びしょぬれな夜
巡礼の旅
どのように生きて来たか〔ほか〕
著者等紹介
長谷川和雄[ハセガワカズオ]
昭和9年5月15日、埼玉県行田市に生まれる。県立熊谷高校を経て早稲田大学第一法学部を卒業。大日本塗料株式会社に勤務。退職後、深谷市立図書館長に就任
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