内容説明
私の精神は無限の可能性を秘めている!生まれながらに障害をもち、20歳までしか生きられないと言われながらも、現在、55歳の青春を謳歌している勝っちゃん。持ち前の好奇心とチャレンジ精神で、多忙な毎日を過ごす勝っちゃんの、パワフル・エッセイ。
目次
第1章 勝っちゃんは生まれてきてよかったわ(昭和二十二年四月二十三日、佐賀県に生まれる;二十歳ぐらいまでの命と宣告される;どこへでも一緒に行った父との思い出 ほか)
第2章 勝っちゃんは結婚してよかったわ(昭和四十八年、二十六歳でお見合い結婚;結婚二年後に仕事を始め、手話も習う;母と同居し、福祉売店に就職 ほか)
第3章 勝っちゃんは障害をもっててよかったわ(ある日、右手が上がりにくくなって…;退院後間もなく、再び足の具合が悪くなる;入院前の引き継ぎで、初めて主人が怒鳴る ほか)
著者等紹介
釜谷勝代[カマタニカツヨ]
1947年4月23日、佐賀県に生まれる。生後間もなく病気の後遺症として脳性マヒになり、以後徐々に進行。体の障害が重くなっていくなかで、仕事にも遊びにも全力投球し、たくさんの友人を得て、幸せな日々を営む。1972年鹿児島国体に「ヤリ正確投げ」で金メダル、「60メートル走」で銅メダル獲得。1999年から市の身体障害者福祉会婦人部長を2期4年間つとめる。現在、ベーカリーハウスのスタッフ。大阪府在住
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