内容説明
この世を去った人たちを白い姿で見ることのできる少女が語る美しく、優しく、奥深い究極のミステリアス&ラブ・ストーリー。
著者等紹介
砂川宏一[スナガワヒロカズ]
1955年沖縄県生まれ。東洋大学および同大学院で英米文学を専攻。常識や社会通念に捕われない境地から「人間」と「神」との関係を見つめた作品を発掘して翻訳紹介することに努める。現在、英語翻訳家
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感想・レビュー
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(haro-n)
59
再読です。数年前に古い本の古い訳で何度か読んでいましたが、久々にこちらで読み直しました。訳は古い方が雰囲気があっていてよかった気がしますが、内容は変わらず静謐で豊かな詩情に満ちていました。作者の理想とする死生観を描いています。とても温かく美しい魂のあり方なので、 そうであってほしいと願わずにはいられない話でした。スコットランドの荒涼としたヒースとそこに咲く色とりどりの小花、深い霧、古城、ナイチンゲール…等々、夢のように美しい一篇でした。2017/10/31
tatte
0
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