内容説明
『高瀬舟』『興津弥五右衛門の遺書』『佐橋甚五郎』と史実とのかかわりを、豊富な資料と史跡踏査に基づいて説き明かした、著者渾身の鴎外研究書。
目次
第1章 『高瀬舟』(高瀬川が建設されるまで―高瀬川は、いつ、どのような目的で建設されたのか;高瀬舟という舟―高瀬舟は「小舟」か;流人の行く先―喜助はどこに行ったのか ほか)
第2章 『興津弥五右衛門の遺書』(天皇崩御;天皇崩御とさまざまな反応;ご大葬 ほか)
第3章 『佐橋甚五郎』(秀吉はなぜ朝鮮侵略をしたのか;文禄の役はどのようにして勃発したか;侵略戦争はどのように収束したか ほか)
著者等紹介
神沢秀太郎[カミサワシュウタロウ]
昭和19年静岡県に生まれる。本名、杉本完治。現在、静岡県立磐田北高等学校教諭、森鴎外記念会々員
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