内容説明
戦災と戦後の荒波を経て、仕事と子育てを両立させる多忙ながら幸せな日々。2回の癌手術と治療の後遺症で苦しむ日々。波瀾に満ちた70年の人生を描き、昭和史の一端をも語るドキュメント。
目次
第1章 成長期(私は街の子、番頭はんの子;京都育ちの父、堺育ちの母 ほか)
第2章 教職時代(新米教師、先輩に恵まれて;日曜日直を襲った台風 ほか)
第3章 五十路、六十路の思い(我が住まいの変遷;道教遺跡を巡る山東半島の旅 ほか)
第4章 『ひととき』誌より(死、三題;妻と夫の間 ほか)
著者等紹介
今村早智子[イマムラサチコ]
1932年、大阪府堺市生まれ。大阪府立堺高等女学校卒業。大阪学芸大学臨時教員養成課程修了。1949~1983年、小学校教諭。1983年、朝日新聞「ひととき会」入会。1985年、幽渓書院入会。1988年、いづみ俳句会入会。1996年、自分史を自費出版
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