内容説明
日本や中国の史書を独自の観点で読み解き、未だ謎に包まれた「倭国」の存在を軸に、日本古代史に新たな光を当てた一冊。
目次
第1章 和同開珎創鋳の謎(通貨創鋳の意義;和同開珎創鋳の時代背景と名分 ほか)
第2章 吉備国の鬼城山城(吉備国と倭国の関係;倭国の健在を示す九州年号 ほか)
第3章 わが国最古の漢詩“侍宴”の意義について(百済動乱―白村江の悲劇;唐使劉徳高 ほか)
第4章 七世紀の謎を解く(鍵は九州年号;法興期(法興十~三十二年) ほか)
第5章 倭国創業の謎倭国のシルク文化と神篭石(文化の群像;群像の背景 ほか)
著者等紹介
足立玄太郎[アダチゲンタロウ]
1923年北九州は小倉の生まれ。1945年明治工業専門学校(採鉱科)卒業。1946~1965年旧国鉄小倉工場勤務
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。