内容説明
歯学の権威が、日本語と日本文化のルーツを鮮やかに解き明かす。古事記からはじまり、世界各地の古代文字など音韻学も駆使して語源を解釈した注目の書。
目次
第1章 歯についての雑話
第2章 歯と心理学
第3章 歯と大脳生理学
第4章 口についての雑話
第5章 舌についての雑話
第6章 胎児の神秘
第7章 左と右
第8章 一つ目小僧
第9章 匂いと香り
第10章 無数の歯をもつ1本の歯
著者等紹介
北村博則[キタムラヒロノリ]
1920年広島県福山市に生まれる。1942年東京医科歯科大学卒業。1944年陸軍歯科医士官。1956年東京医科歯科大学医学部講師。東京教育大学講師併任。1961年米国ワシントン大学歯学部研究員(文部省より出張)。1963年米国ピッツバーグ大学歯学部研究員。1969年神奈川歯科大学教授。1984年ドクトルオブフィロソフィー(心理学)。1988年名誉教授。2000年歯の解剖学への功労によって日本の代表者として英国より国際文化勲章(the Order of Merit)を受く。2001年解剖学、病理組織学への顕著なる貢献によって英国より名誉爵位Companion of honour Defensor Excellentiaeを与えられ綬(sash)と勲章を贈られた
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