内容説明
人工透析を取り入れながら再び社会復帰に挑戦したある男性の家族の絆の物語。一家の大黒柱に突然襲いかかった不治の病・慢性腎不全。社会からのいわれなき差別と偏見、そして失業…。この物語は、京都市在住の実在する一人の男性が生誕より幸せな時代を経て、突如として降りかかった人工透析による不遇の時代を家族の絆で乗り切り、再び幸せを手中にした実話である。
目次
田中家、長男誕生
いじめからの脱出。そして腕白坊主へ
自由奔放な時代。初恋、そして大学受験へ
妻との出会いの大学生活
結婚、家族の誕生
我が身の転機（人工透析の導入）
社会復帰
子供達の独立。そして父の死
退職
半生の思い出。透析雑感
著者等紹介
田中豊明［タナカトヨアキ］
昭和２０年１１月５日京都府船井郡高原村（現丹波町）に生まれる。昭和４４年３月京都産業大学経済学部卒業。同年４月サラリーマン生活に入る（地方銀行勤務）。昭和５８年８月人工透析導入。昭和６１年４月人工透析故の失業の後、再就職。平成１３年５月退職
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