内容説明
昭和初期、生まれ育ったのどかな農村の原風景は、豊かな自然と和やかな共同体が生み出した、人間が生きる理想郷でもあった。農業政策、それに伴う農村の変化に端を発する食料自給問題にはじまり、やきものやピアノの話まで、旧きを尊び、新しきを学び、家族を想い、社会を識る、“実りゆたかな”エッセイ全52篇。
目次
第1章 耕してつくる日本文化
第2章 ニッポン再耕
第3章 如己堂
第4章 本を読むよろこび
第5章 天賦の母性
第6章 吾ここにあり忘れえぬもの
著者等紹介
久保田昭雄[クボタテルオ]
1928年、福島県生まれ。福島県立小高農学校卒業。1950年、神奈川県警察学校入校。1979年、神奈川県警察本部管理官、1980年、同試験課長、1981年、同交通管制課長、1982年、神奈川県浦賀警察署長を歴任し、1983年に退職。現在、鎌倉市交通事故相談員を務めている。柔道五段
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