内容説明
野一色蒸熱電気療法は、蒸熱と電気の複合刺激を利用することにより、人間が本来持っている自然治癒力を驚異的に高め、原爆症の白血球欠乏をはじめ、数多くの病気に顕著な効果を現している。30万以上の療法例を持つ野一色療法の概説。その療法例をわかりやすく解説。
目次
第1章 野一色蒸熱電気療法と私との出会い(野一色蒸熱電気療法との出会い;野一色蒸熱電気療法の発見と改良 ほか)
第2章 野一色蒸熱電気療法の実際(野一色蒸熱電気療法の健康効果;厚生省委託報告書「野一色療法の特徴」)
第3章 療法体験者の手記(両足切断と医師に言われて(糖尿病)
あらゆる療法の末にたどり着いた野一色電気療法(鞭打ち症) ほか)
第4章 六十年間治療に携わって―治療家として思うこと(世界に例がない―原爆症(放射線障害)に適用
「原子爆弾症の一次的低周波電気療法野一色療による治療実績」 ほか)
著者等紹介
平石師禄[ヒライシオサヨシ]
1917年長崎県生まれ。天津市で終戦を迎える。昭和22年、療術師資格取得、全国療術共同組合に加入、野一色電気治療院を長崎県大村市で開院。昭和25年長崎市に移動。昭和27年、福岡市に移動。35歳の時、ある願をかけ、満願(50年)になる平成14年を節目とし、治療院は息子たちに任せ、野一色蒸熱電気療法を後世に残すための活動を本格的に始める
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