内容説明
陸軍少年飛行兵となり、特攻兵を期待しつつ15歳で敗戦を迎えた少年は戦後をいかに生き、心を見つめてきたか。
目次
1 心の軌跡(「人生二十年」母への手紙;余分の人生を生きる;過去を見つめて;少年兵への憧れ;悠久の大義に生きる ほか)
2 モンゴル・哀愁の旅(虫の声;偶然の旅へ;心の癒し;老いた紳士のように;草原の草花 ほか)
著者等紹介
黒木重三郎[クロキジュウザブロウ]
1930年宮崎県東臼杵郡諸塚村にて出生。1944年大分陸軍少年飛行兵学校に入学(少飛18期生)、特攻魂で鍛えられ1945年15歳で終戦を迎える。1956年九州大学医学部卒業。一般外科を学び、1967年黒木外科病院開設。1996年故郷の諸塚村国民健康保険病院副院長に就任、僻地医療に情熱を傾けつつ現在に至る
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