内容説明
南十字星の下、戦いに明け暮れた日々、突然、戦地で迎えた終戦その後の戦慓すべき日々。あらゆることがらが、今は、つい昨日のことのように胸中に去来する。
目次
東部第七部隊の営門をくぐる
南支派遣軍へ転属
南部仏印への進駐作戦
カップ・サンジャック駐留
マレー作戦
シンガポール警備隊
フォルト・デ・コック駐屯部隊
メダン刑務所
南部スマトラ防衛隊
パダンシジンパン及びバリゲの駐留〔ほか〕
著者等紹介
桜木憲宗[サクラギケンジュウ]
旧姓は青木。大正9年5月埼玉県秩父市に生まれる。昭和12年3月兵庫県立明石中学(旧制)卒業。14年9月京都南禅寺専門道場に入る。16年1月東部第七部隊入隊。16年5月南支派遣軍転属。22年10月内地帰還。23年4月虎渓山専門道場に入る。35年大蔵院副住職。45年第17世住職となる。平成5年11月住職を退山して、閑栖となる。平成6年2月南禅寺派宗務総長として、南禅寺に出向。平成7年2月病を得て、総長を辞任し現在に至る
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