内容説明
57歳で逝った夫の肺ガンという病名がもう少し早く特定できたらという思いは今も消せない。彼の好きだった桜の季節は、特にその思いが募る…。この作品は夫ともに病を受け入れ闘い、そして看取った妻の無念の叫びである。
著者等紹介
吉田叶子[ヨシダカナコ]
1943年徳島県生まれ。1958年夢を実現するため上阪する。1966年結婚。宝塚にて暮らす。1998年夫、死去。現在、兵庫県宝塚市在住。青春を思い出し好きなことを生涯教育で実行中(人間の生物学)
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