内容説明
本書は、女学校を卒業後、すぐに国民学校の代用教員となり、その後32年間にわたって教職に携わってきた著者による教育エッセイである。子どもたちの真意を汲み取り、常に心からの愛情と熱意を持って向き合えば、彼らは必ず応えてくれる。このことを示した本作品は、読者に多くの示唆を与えるに違いない。
目次
せんせ、ありがとう
どこへ行ってしまったの?
参観日の朝
殴っていいの?
泥棒って病気?
お父ちゃんが家にいるよ
お母さん、いなくなっちゃった
Nちゃん、さようなら
“蜘蛛”が友だち
ペロペロちゃん
“爪を噛んじゃあだめ”は禁句
障害児の安全教育
著者等紹介
後藤陽子[ゴトウヨウコ]
1926年兵庫県神戸市に生まれる。1943年愛知県新城高等女学校卒業、北海道空知郡砂川町立砂川国民学校勤務。1948年愛知県稲沢市立稲沢東小学校へ転勤。1949年同校退職。1951年愛知県中嶋郡今伊勢町(現一宮市)立今伊勢東小学校勤務。1979年同校退職。現在、一宮市教育委員会家庭教育推進委員
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