内容説明
行ったことのない土地へ、生まれていない時代に旅することができる―それが小説。でも、本当にその土地に行ってみたら…行動的本好きがまとめた新文学的旅エッセイ。
目次
心に残る湖の色―奥琵琶湖菅浦(滋賀県)
思わぬ掘り出し物―五個荘町(滋賀県)
悲しい明治の色―学文路(和歌山県)
松籟は今も泣く―海津町(岐阜県)
小説家の陰の人―日南町神福(鳥取県)
はるかな旅へ―和歌山市・雑賀(和歌山県)
史実「稲むらの火」―広川町(和歌山県)
一期一会の恋―行田市(埼玉県)
五十年目の正倉院展―奈良国立博物館(奈良県)
鈴を鳴らして峠越え―木祖村鳥居峠(長野県)〔ほか〕
著者等紹介
小川和枝[オガワカズエ]
1940年大阪生まれ。高校卒業後、公務員として38年間勤務。1981年頃からカルチャーセンターへ通い、雑文を書き、現在に至る
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