内容説明
外資は会社も社員も主張する。火花が散る。それが外資の活力源なのだ。その闘いの現場・発火点にいる人事部長を25年間見事に勤め上げ、その全貌を熟知する阿保りょうじ氏が「外資系金融機関」を斬る。
目次
第1章 外資P銀行―帰国浪人晴れて就職、外資の洗礼(人事・総務担当マネージャーの誕生;プレイング・マネージャー―すなわち、徹底した何でも屋 ほか)
第2章 外資W証券会社―目からうろこが落ちる思い(新世界;インベストメントバンカー?それとも新人類社会の到来? ほか)
第3章 外資K証券会社・K銀行―人事は有限なり(里帰り?;人事部長の示した条件 ほか)
第4章 外資…エピローグ―伸びる人材・伸ばす人事(外資は教授のいない研究室;外資で働く条件―伸びる人・縮む人 ほか)
著者等紹介
阿保りょうじ[アボウリョウジ]
昭和16年8月15日生まれ。兵庫県但馬出身。アメリカテキサス州オースチン市、テキサス大学卒。日本の大学3年次で中退し、東京からフランス郵船の貨客船で出発、東南アジアを回ってフランスのマルセイユに渡る。その後、ヨーロッパとアメリカで遊学と留学生活を8年間過ごして帰国。現在の上智大学コミュニテイ・カレッジの前身コミュニテイ・センターの設立に参加。昭和51年9月フランスのP銀行東京支店に入社。昭和60年9月イギリスのW証券東京支店に転職。平成2年2月にK証券東京支店に入社。平成12年に同年度国際銀行協会の人事委員会の座長を務める。平成13年8月規定の60歳定年年齢に達しK証券会社東京支店を退職
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