内容説明
盲導犬として主人を助け、皆に愛されていたゴールデンレトリーバーのナディー。ある日、ナディーの後ろ足は動かなくなってしまう。盲導犬ナディーの一生をやさしいまなざしと愛情をもって綴る感動作。
目次
パピーウォーカーの家
盲導犬になるまでには
いよいよナディーは盲導犬に
うれしいお使い
ナディーが大変
ナディーを車椅子に乗せてあげよう
ウワーイ車椅子だ
車椅子で町を歩こう
赤ちゃんいい子ね
お母さんありがとう
著者等紹介
福沢美和[フクザワミワ]
1927年東京に生まれる。先天性網膜色素変性症のため視力が弱く、1970年代初めの頃より全盲となる。1945年白百合高等女学校卒業。1958年より視覚障害者と晴眼者(目の見える人)との親睦サークル「ひとみ会」を主宰。1976年より盲導犬フロックスと暮らし始め、各地で視覚障害者の福祉、盲導犬の啓蒙について講演活動を行う。現在の盲導犬はエドワード。神奈川県ライトセンターにおいてボランティアとして録音活動も行っている
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