内容説明
昏々と眠りつづけ一週間後逝ってしまった六歳の息子。絶望とPTSD(心的外傷後ストレス障害)を乗りこえ、母の愛が命の尊さを訴える。車社会に警鐘を鳴らす伊織の生と死の物語。
目次
第1章 痛恨の日々
第2章 思い出
第3章 いおりの作品
第4章 伊織の成長日記
第5章 愛児へ
著者等紹介
野口節子[ノグチセツコ]
1966年生まれ。都内ホテル勤務、旅行会社等、サービス業にたずさわる。1990年結婚。1992年長男・伊織出産。1994年次男出産。1998年長男の小学校入学に合わせ、東京都江東区より茨城県へ転居。同年12月、交通事故で長男を亡くす。現在、夫と次男、三男とともに茨城県に暮らす
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