内容説明
新しい時代、復興の息吹とともに誕生した女子プロ野球。この物語は、きらめく青空の下、白球を追いかけ走った、キュートで勇敢な淑女(レディ)たちの青春ストーリーである。
目次
僧侶軍団に挑んだ“東京スターズ”
戦後デモクラシー時代に咲いたエーワン・ブリアンツ
恐怖の準硬式ボールと踊る腰布団
さすらいの練習に明け暮れる
エーワン・ドラゴンズの精鋭たち
初合宿・初遠征“京都衣笠球場”
金沢遠征―蚊帳の思い出
戦争を通り抜けた娘たち
熱狂・福島遠征&感泣・後楽園ナイター
無念だった(?)初優勝
野球殿堂に眠る我が監督
対談紅白試合で涙の勝利打点
女子野球の推移
女子野球NOW
カーラジオで聴く「水色のワルツ」
著者等紹介
田中科代子[タナカカヨコ]
昭和4年(1929年)生まれ。跡見学園高等学校卒業後、昭和25年女子プロ野球団「エーワン・ブリアンツ(後にエーワン・ドラゴンズ)」に入団、主将として活躍し、その後退団。昭和27年王子ドレスメーカー卒。昭和28年国際クッキングスクール卒。公式記録員を経て平成元年~3年までフジTV「プロ野球ニュース」の企画アドバイザーとなる
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