アルジェリア危機の10年―その終焉と再評価

アルジェリア危機の10年―その終焉と再評価

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  • サイズ B6判/ページ数 332p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784835530925
  • NDC分類 312.433
  • Cコード C0095

内容説明

1990年代。過激なイスラム原理主義のテロに揺れたアルジェリア、国際世論はむしろ原理主義グループに味方した。苛烈なテロと闘いつつ、複数政党制に立脚する議会をどう構築していくか。「危機の10年」を現地でつぶさに見聞した著者がアルジェリアの試練と苦難の道程を解析した。イスラム原理主義・アルジェリアのケースを理解するための必読の書。

目次

序 アルジェリアに使いして(アルハンブラ宮殿―アルジェの公邸;昔の名前で出ています―ブーテフリカ大統領の登場)
1 アルジェリア危機序説―その再評価(危機前史;危機の始まり、深化、終焉;国際報道の問題点;結語)
2 危機の10年の展開(1988年10月~1992年1月(危機序幕)
1992年1月~1995年10月(国家崩壊の危機)
1995年11月~1999年3月(危機からの立ち直り―民主化過程の推進)
1999年4月~(文民大統領の時代へ))

著者等紹介

渡辺伸[ワタナベシン]
1940年生まれ。1963年東京大学教養学部教養学科国際関係論卒業。1964年外務省入省。アラビストとして、フランス(語学研修)、レバノン、エジプト、クウェイト、サウディアラビアの中東各国及びニューヨーク(国連代表部)等に勤務。1992年7月~1996年4月・駐アラブ首長国連邦大使、1996年8月~2001年3月・駐アルジェリア大使を歴任。2001年6月外務省退官。日揮(株)顧問。「日本‐アルジェリアセンター」を主宰
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