内容説明
観察眼と洞察力に満ちた著者が、硬軟ちりばめたエピソードを盛り込んで、ヨーロッパ文化を新鮮な視点、軽妙酒脱な文で紹介。35年前のヨーロッパ各地、特にドイツやウィーンでの、ハプニングに満ちた、面白い旅行体験記。
目次
第1章 諸国編(出発;北欧の首都 ほか)
第2章 ドイツ編(文豪たちの故郷;ネッカール川とライン川のほとり ほか)
第3章 オーストリア編(ザルツブルク音楽祭、チロルの夏;音楽と芸術の都ウィーン(いぶし銀の遺産) ほか)
第4章 南欧編(ミラノの人々;雪のヴェネツィア(ドイツ詩人たちの憧れ) ほか)
第5章 平和ぼけ日本(日本は天国;二十一世紀の天国日本 ほか)
著者等紹介
浜田正秀[ハマダマサヒデ]
1925年(大正14)現・韓国生まれ。本籍・大分県。1950年(昭和25)東京大学文学部独文学科卒業。玉川大学文学部長、常務理事、教育博物館長、名誉教授
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