内容説明
突如襲った阪神・淡路大震災に散った若き女医の感性みずみずしい幻の作品集、いまここに蘇る。「心身ともにケアできる女医であること」「人の心をあたたかくする作品を書くこと」を生涯の使命としながら、夢なかばにして逝去した中条聖子。詩、童話、エッセイ、戯曲など、幼少時から死の直前まで書かれた作品を集成。
目次
１ 詩・童話・作詞（わたし女医さんよ；いつもどこかで結婚志願 ほか）
２ 創作（ロマンス三国志；スターウォーズ『光との出逢い』）
３ エッセイ（運動会；織田信長・その生き方 ほか）
４ 小論文（立身出世について；日本人の笑い ほか）
著者等紹介
中条聖子［チュウジョウセイコ］
昭和４０年１０月神戸市生まれ。平成２年３月国立島根医科大学卒業。平成２年５月医師国家試験合格。神戸大学医学部附属病院第３内科入局。平成３年６月市立加西病院勤務。平成６年６月神戸大学医学部附属病院第３内科医員。平成７年１月阪神・淡路大震災の災難に遭って逝去
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