内容説明
念願の歌手デビューを果たした少女・夕菜。最愛の男性アイドルとの激しい愛に溺れながら、魔窟ともいえる芸能界を泳ぐ彼女はトップスターへとのぼりつめる。しかし、あまりにも一途な愛は彼を追い詰め、自分自身をも傷つけていく…。性の享楽、ライバルとの確執、スキャンダル、妊娠、自殺騒動…。芸能界の闇を背景に描く問題小説。
著者等紹介
竹田賢一[タケダケンイチ]
1943年、福岡県飯塚市生まれ。1967年に早稲田大学英文科卒業後、NET(現・テレビ朝日)入社。制作局演出部に配属される。『土曜ショー』『アフターヌーン・ショー』『クイズ・タイムショック』『OH・える・クラブ』『邦子と徹のアンタが主役』『歌のグランド・ショー』『セイシュンの食卓』などの名番組の数々をプロデュース。終戦特番『今日蘇る幻のオリンピック』ではギャラクシー賞・グランプリを受賞。その後、制作局制作部長、ライツ推進部長、民放連実演部会主査などを歴任し、1997年3月31日、準定年でテレビ朝日を退社。現在は株式会社メディカル・プリンシプル社で顧問を務めながら、執筆活動にも精力的に取り組む
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感想・レビュー
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ひろし
1
芸能界の暗い部分を描いた物語。フィクションと言うが、ほとんど現実そのままを書いただけなんじゃないか?オチもなけりゃ感動もない。潰れていく芸能人たちを面白可笑しく書いているだけで著者の腹黒さが見える。暴露本にしてもつまらない。モデルが解りやすいだけに、そのモデルに対して失礼な本だと思う。週刊誌と同じレベル。それと文章に違和感があり、視点がポンポン変わる。書き手に敬意を払って「小説」というものに対してはあまり文句は言わないようにしているんだけど、これは読まなくてもいい。2012/10/04
粉の人。
1
明菜と聖子と…マッチ、ですかね。いわゆる暴露本、なんだろうか。視点が良く分からないので、読んでいるとイライラしてくる。応援したり、共感したりできる登場人物がいないし。なんか色々と残念な話でした。2011/06/07
そのぼん
1
芸能界の話だけど…。これはいただけないなぁ。80年代の芸能界のドロドロ事情を名前を替えて書いただけじゃないか?って 思いました。タイトルからして中森○菜の曲だし…。何とも形容し難い作品でした。2011/04/18
清梢
0
こんな表紙だったっけかなぁ。2004/11/08