内容説明
なぜ、牧水の歌は多くの人々に愛唱されるのか。“ひとに口ずさまれる歌”の多い牧水と啄木。石川啄木と比較してみると?!あの有名な「幾山河越えさり行かば…」の歌はどこで作られたのか?興味深いエピソードを織りまぜながら、酒と旅の歌人、牧水の人間的な魅力に迫る。
目次
第1章 生い立ち
第2章 文学少年
第3章 武蔵野逍遙
第4章 『幾山河』の旅
第5章 旅の動機
第6章 恋の根本海岸
第7章 苦悩の日々
第8章 憂愁の小諸
第9章 眼のなき魚
第10章 晶玉のかなしみ
著者等紹介
中嶋祐司[ナカジマユウジ]
1940年(昭和15年)岡山県に生まれる。兵庫県立芦屋高等学校から早稲田大学商学部卒業。大阪・本町の会計事務所勤務ののち公認会計士試験合格。大阪・淀屋橋にて公認会計士事務所を開設。企業の会計監査、税務及びコンサルティング業務に従事し現在に至る
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