内容説明
対ローマ帝国抵抗の最後の拠点、マサダ砦の発掘調査とホロコーストが息もつかせぬ緊迫感のうちに見事に合体する。子供の人体実験の犠牲者とされた双子の兄弟の奇跡的再会を軸に、苦難をくぐりぬけたユダヤ民族の愛の讃歌が今、高らかに鳴り渡る。壮絶なユダヤ史の重厚な歴史の帯が大胆で巧みな構成によって織りなされる渾身の書。
著者等紹介
村田美奈子[ムラタミナコ]
1936年、群馬県前橋市生まれ。日本女子大大学院卒。明大前「朝顔教会」教会員。「ルツ英語教室」を浜田山で主宰
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