内容説明
赤貧と戦争と事業とガンと７回の断食、一人で建てた住居―。少年期から決断の生涯を生きた死の遍歴。
目次
獅子ヶ城址のある山里
独立して薪炭販売業をはじめた十五歳の春
徴兵検査甲種合格
入隊（眼帯・軍人勅諭）
絶えることのない私的制裁
決闘
せびられた一円
鞍置き場の使役を命ぜられる
連隊創立記念祭
中国大陸天津駐屯軍へ派遣される〔ほか〕
著者等紹介
関屋宏行［セキヤヒロユキ］
１９１４年３月３日、佐賀県にて出生、４２年、中国語三等通訳免状、６０年、宅地建物取引委員資格取得、６３年、日本経営大学経営管理科卒、６４年、経営指導員資格取得、６６年、調理師免状取得、７６年、日本随筆家協会員、日本書学館会員（六段）、７７年、福岡市民芸術祭賞受賞（小説一席）、８６年、博多区町世話人連絡協議会会長、福岡市社会福祉協議会副会長、福岡県福祉協議会評議員、福岡市都市構想審議会委員、８７年、アジア太平洋博覧会審議会委員
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