内容説明
「広告ビッッグバン」は2つの側面で捉えることが求められる。一つは日本国内市場における広告会社自らの進化に取り組む施策として考える。もう一つは世界規模のメガ・コンペティションに対応してメガ・エージェンシーと共通の舞台で競うための施策としてである。本書では、「広告ビッグバン」とは何か。広告ビジネスに携わる人びとがそれぞれの立場から、将来に向かってどのような対応が必要か。について説いている。
目次
第1章 広告メガ・コンペティションの国際舞台
第2章 日米広告代理業の基本的特性比較
第3章 マーケティング・コミュニケーション能力の拡充
第4章 グローバル・ネットワークの構築と運営
第5章 広告会社報酬の変遷とフィー制度の仕組み
第6章 クライアントとエージェンシー間の契約
第7章 「メディア・スペシャリスト」の成長と業務内容
著者等紹介
上野信三[ウエノシンゾウ]
1938年生まれ。1961年、慶応義塾大学法学部卒業。電通入社。1962年、電通退社。1965年、シラキュース大学大学院ジャーナリズム学部修了。電通再入社。第五連絡局、国際連絡局勤務を経て、電通コーポレーション・オブ・アメリカ(DCA)執行副社長、電通ヤング・アンド・ルビカム(DYR)USA執行副社長、同アジア太平洋リジョナルディレクター、同会長を歴任。現在、同名誉会長(兼)電通サドラー・アンド・ヘネシー代表取締役会長
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