内容説明
日常の平凡な風景に現れる確かな「生」の手応えをとらえた独自の墨筆と詩の感性。
目次
少年時代に聞いたビートルズの
公園にポツンと男の背中
紙ひこうき 気持ちよさそう
僕の愛をペン先にさずけよう
仏より貰いし命こゝにあり
風船を片手孫にしたがう
爺から孫へ竹とんぼのぬくもり
病む父にひたすらリンゴむく
ありがとうの一言が
娘にうとましく思われても〔ほか〕
著者等紹介
徳永敏行[トクナガトシユキ]
1951年(昭和26)12月門司市(現北九州市門司区)にて出生。1970年(昭和45)3月福岡県立大里高等学校卒業。1972年(昭和47)3月広島経済大学中退。4月フリーターになり、旅に出る。1974年(昭和49)4月会社員となる。1979年(昭和54)12月結婚。2000年(平成12)9月第5回書作展を開く
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。