内容説明
アフリカの大地へ、アジアの島々へ。途上国の開発にかけた半生を回想する。
目次
回想の海外協力
開発ポテンシャルはどこにでもある―プロジェクト発掘手法の開発の試み(ケニア)
マーケタビリティのない技術移転は失敗する―適性技術開発への海外協力のあり方(タンザニア)
開発のイニシァティブは住民の手に―地方生計向上計画への支援協力(フィリピン)
貧困緩和に万能薬はない―不可欠な多面的アプローチ(インドネシア)
日本の経験をもっと研究すべし―北陸の織物産地発展のケース・スタディ(日本)
中小企業振興への海外協力再考―企業の主体性づくりに支援
海外協力における投資促進―途上国サイドに立った投資促進
企業に求められる地域への貢献―企業の論理と企業の倫理
民間企業の公的役割―産業環境整備の重要性と公的支援の必要性
海洋国家インドネシアの将来―陸地開発指向から海洋開発指向へ
マーケットが援助人材を育成する―ODA大国と人事不足
キリマンジャロ遭難記(タンザニア)
ミナンカバウの風景(インドネシア)
著者等紹介
菊池剛[キクチツヨシ]
1939年青森県生まれ。小樽商科大学商学部卒業。国際基督教大学大学院行政学研究科修了。伊藤忠商事勤務後、社団法人海外コンサルティング企業協会(ECFA)に30年間勤務。現在、株式会社日本開発政策研究所シニア・パートナー。国際協力事業団(JICA)派遣の専門家として、これまでケニアの中小企業育成(1978~1980年)。インドネシアの投資促進政策(1998~2000年)に携わる。国連工業開発機関(UNIDO)の上級工業開発顧問(Senior Industorial Development Field Advisor=SIDFA)として、ダンザニア、マラウィ、ウガンダ、セイシェルズの工業開発計画に参画(1986~1988年)。その他、アフリカ他の工業開発調査およびアジアの貧困対策等に携わる
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- 和書
- いつの間にか先頭に立って



