内容説明
「お気の毒ですが、あと三カ月もてばいいほうでしょう」20代で罹患率10万人に3人の難病、筋無力症にかかり、絶望の淵に立つ。回復のきっかけは、自分の心を真正面から見つめなおすことだった。「死への誘惑」を乗り越えて生まれた「生への執着」は、いつしか、使命感に昇華していく。「そうだ、私は一人一人の女性をより豊かに、より美しくするために、この世に生まれてきたんだわ!」禅の心を拠り所にして、ハードなビジネス社会をしなやかに生き抜く女性からのメッセージ。
目次
1 こだわらないで生きよう
2 病気が教えてくれたこと
3 夢をどこまでも追いかけて
4 人生はすべて自分次第
5 しなやかに、そしてやさしく
6 「禅の心」に支えられて
7 「楽せず楽しく」をキーワードに
8 女性が仕事をするということ
9 仕事の苦労も喜びも成長の糧に
10 「いつか幸せに」より今の幸せを
著者等紹介
棚沢青路[タナサワアオジ]
明治大学経済学部卒業。昭和52年6月、株式会社エレガンスを設立する。女性の地位向上に力を注ぎ、化粧品、洗剤、健康食品などの販売で全国にネットワークを築いている。女性が自ら輝いて生きることを提唱し、それを経営理念に据えて、現在、株式会社エレガンス、株式会社プリオール、製造会社、物流会社など5社を経営している。経営学を一橋大学名誉教授の故山城章先生に学び、現在は禅の心を経営に生かすということで、現代禅研究所理事長である赤根祥道先生に師事し、自らも終身理事を務めている
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