内容説明
学童疎開の日々を綴った一冊の日記帳が呼び起こしたあの夏の記憶。当時の日記をもとに、昭和二十年夏の疎開生活を追体験する。
目次
第1章 里にうつりて
第2章 日記にみる疎開生活
第3章 疎開世代の心情と背景
著者等紹介
橋本一哉[ハシモトカズヤ]
昭和8年12月29日富山市に生まれる。清水小学校(富山市)から亀岡国民学校(京都府)を経て、19年に中筋国民学校(舞鶴市)へ転校し、20年から学童集団疎開に参加し竹野国民学校へ、敗戦で中筋校に復帰し、舞鶴第一中学校から学制改革により、22年併設中学校となり西舞鶴高等学校を27年に卒業。31年岐阜大学農学部農芸化学科を卒業。東洋食品研究所を経て、元東洋食品工業短期大学教授、カエタノ・エレディア大学(ペルー)客員教授。著書に「マッシュルーム栽培法」など
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