怪と異と奇―聊斎志異

怪と異と奇―聊斎志異

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  • サイズ B6判/ページ数 116p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784835511528
  • NDC分類 923.6
  • Cコード C0093

内容説明

蒲松齢が19歳で科挙の考試をトップで合格しながら、それ以降51歳まで科挙の郷試を落第しつづけた作者が、失意のどん底にあえぎながら、書き表わしたものそれが聊斎志異である。美酒に酔って眠っても、夢は幻の仙境の夢。幽冥界の神秘。中国古典最高傑作を描く。

目次

第1話 冥界の官吏になる試験(考城隍)
第2話 酒友達(酒友)
第3話 道士が教えた壁抜けの術(労山道士)
第4話 狐の嫁入り(狐嫁女)
第5話 兄弟愛と奇縁(張誠)
第6話 蛇使いと蛇(蛇人)
第7話 水を噴く老婆(噴水)
第8話 壁画の中の少女(画壁)
第9話 前世の因縁(三生)
第10話 妖術と拳法(妖術)
第11話 僧侶の罪(僧蘖)
第12話 魂の戯れ(長清僧)
第13話 梨の種(種梨)
第14話 大道芸(偸桃)

著者等紹介

浅井喜久雄[アサイキクオ]
東京生まれ、国学院久我山高等学校卒業。日本ウオーキング協会会員、東京都ウォーキング協会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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azimuth

2
そういえばちゃんと読んだことなかった。図書館で平凡社の全集に肝をつぶしたので、一番短かったものを。それでも14篇。元は民間伝承なんだろうけど、それをうまく料理してる。民話らしからぬ意外なオチになったり。あと、動物の描写がびっくりするほどかわいらしく、それだけで読む価値があるような。太宰の「お伽草子」とか星新一の『どんぐり民話館』を思い出す、というよりむしろ聊斎志異のオマージュだったのか。2012/02/07

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