内容説明
過去へタイムトラベルして、以前の自分と出会う、ということはどういうことなのか?そのときにもつ自分自身に対する意識とはいったいなんなのか?過去が変わると、「この今」を生きている「自分」はどうなってしまうのか?「時間と行為」の意味を問いつつ、明快な思考の流れを映し出す、“考える”エッセイ集。過去は変えられない。しかし、過去の意味は変えられる。それを変えるのは、あなたである、「この今」の「この私」である。“いきいきとした生”“いきいきとした時間”を実感するための、新“対話篇”。
目次
時間が止まれば時計は止まるがあなたも止まる
過去の意味を決めるのはあなたである
過去へのタイムトラベルは不可能である
過去への介入が現在を変えるなら
あなたは世界をつくらずにいることができない
「この私」は常に「この今」から出発する
映画『ブレイクアウト』をめぐって
映画『デッドゾーン』をめぐって
身内の罪を隠すのは善いことなのだろうか
いいソクラテスはどんなソクラテス
著者等紹介
黒江康治[クロエコウジ]
1958年、長崎県生まれ。1983年、早稲田大学第一文学部卒業。1983年から1998年まで、出版社に勤務。現在は、フリーの編集者兼ライター
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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