内容説明
生死を越えた夫婦愛。死ぬ時は一緒、あの世まで。脳内出血で倒れた妻、その介護の夫は舌癌。
目次
第1章 生と死の狭間
第2章 無情の風
第3章 病床
第4章 再起
第5章 四季の花
第6章 生まれてよかった
第7章 無の世界
第8章 生きる力
著者等紹介
酒寄健治[サカヨリケンジ]
1932年茨城県真壁町長岡968番地に生まれる。東京農工大学に学ぶ。元茨城県蚕業試験場病理部長。キボシカミキリムシの研究で全国に知られる。クワシロカイガラムシの生態と、寄生蜂の研究論文が東京農工大学名誉教授南沢吉三郎氏の栽桑学に登載される。研究論文に「桑紋羽病の防除法」「スケバハゴロモの生態と防除法」等、数多く発表。勤務中は茨城県立農業大学校を兼務し、桑樹病虫害論の講座担当。全国蚕業試験場長運営協議会長より研究功労賞を受与。日本植物調節研究協会より、除草剤研究開発の研究功労を認められ表彰状、銀杯を受与。大日本蚕糸会より蚕糸有功賞を受与。茨城県知事表彰状、銀杯、感謝状受与。平成4年、退職後は車椅子の妻の介護とともに、妻と2人で庭の花を撮り続ける。著書に「花の香」写真集。日本棋院囲碁初段
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