内容説明
少年犯罪の激増と犯罪の低年齢化がさけばれる現在、大人は何をすべきか―。親や教師のための教育提言書。
目次
1 今の親たちは「親としての大切な努め」を忘れていないか
2 子供の遊び仲間集団の復活に努めよ
3 青少年の体力低下について
4 「子供は無限の可能性を持っている」ということについて
5 親や先生は子供にどう対応したら良いか
6 親離れと子離れ
7 「くり返し法」の活用
8 平和、自由、平等、人権などについて
9 学校教育と家庭、地域、社会との関係について
10 戦後の教育行政がもたらしたもの
11 学習指導要領
12 提案
13 まとめ
著者等紹介
宇都宮康則[ウツノミヤヤスノリ]
大正5年(1916)8月新潟県佐渡郡に生まれた。生後1年ほどで上京。以来、殆ど東京より動かず。昭和13年以来、旧制東京府立五中夜間中学、同東京都立第五中学校教諭として勤務。戦後、東京都足立区立第一中学校に転出。以来、足立区2校、板橋区4校を経て東京都板橋区立高島第二中学校長を最後に昭和52年3月定年退職。同年、同区の電話教育相談開始に参画し、6年間相談に従事。昭和17年4月応召。独立重砲兵第三大隊に配属され、南支九竜方面、ニューブリテン島ラバウルと移動、同所で終戦。豪州軍の捕虜生活。昭和21年5月復員
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