内容説明
「日だまり」領主の奥方として何不自由なく暮らしてきた一女性が目覚めた真実の愛とは？「三人の泥棒」泥棒を稼業とする男たちの心の奥底には海よりも深い優しさが潜んでいた。「祭り」武士は仇討ちより大切なものが一人の「人間」でありつづけることだと気づいた。人を、そして芝居を５０余年にわたって愛し続けてきた著者が、人間が本来そなえもっているあたたかさについて問い直した珠玉の戯曲集。
著者等紹介
冨田一男［トミタカズオ］
１９２８年、愛知県に生まれる。東京獣医畜産専門学校（現・日本大学生物資源科学部）・中央大学法学部卒業。千葉県（松戸市・市川市）に教員として奉職。退職後、東京都江戸川区でトミタ動物病院経営、行政書士を兼務。現在、行政書士
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