内容説明
工業教育の軽視は国の衰退に繋がる！今後の我が国の産業界のあり方を考察しつつ、工業の土台を支える工業高校の再興を考える。
目次
第１章 我が国の産業動向と課題（工業科の今後；日本の経済成長を支えるもの；平成不況の背景と日本の課題 ほか）
第２章 工業科の再生を求めて（進む理工系離れ；工業科生徒の状況と工業科の可能性；現在の工業科の問題点 ほか）
補遺 「高校工業科におけるマージナリティーに関する一考察」―機械、電気科を中心として（工業科におけるマージナリティーの必要性；マージナリティーの具体化に伴う問題点；基礎教育とその捉え方 ほか）
著者等紹介
藤森萬年［フジモリマトシ］
１９５２年長野県出身。１９７７年東京工業大学大学院社会工学専攻修士課程修了。長野県内の中学校をかわきりに教職の道をとる。その後工業高校に移り初任校では機械科に次は電子工業科に移り現在は岡谷工業高校の生産システム科に勤務。最初に中学校へ勤務しその後も転勤のたびに学科を変えたのは、幅広い分野と場を自ら体験し現実を見つめることにより多面的に工業教育の在り方を模索したいという思いからである
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 老婆は一日にして成らず
