内容説明
「三国志」は歴史としても小説としても受ける感動は大きい。歴史家も小説家も、そして読者も諸葛孔明に深い思い入れがある。時間的空間的に孔明ほどのスケールはないにしてもこの列島に生をうけ、そして逝った人々にはそれぞれ楽しい、そして苦しい、また必死の思いと生活があった。墓地散策の折りに彼らへの詩をつくってあげられたらと思う。
目次
1 墓石が語りかけるもの
2 都営染井霊園―著名人の眠る霊園への誘い
3 墓の岩石について
4 再び染井に戻って
5 墓石に使われる石材の話
6 染井周辺の墓
7 墓、人類の進化
著者等紹介
鈴木龍太郎[スズキリュウタロウ]
早稲田中学校、東京陸軍航空学校、東京物理学校卒業、東京教育大学。東京都立北園高校、北高校、埼玉県立与野高校、大宮高校、浦和高校、蕨高校、私立浦和実業学園高校に勤務
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