内容説明
本書の第３部には、折りにふれて触発された著者自身の内部における「存在という錯誤」を年代順に配列し、第１部には、ほぼ同じ時期の嘱目の印象詩を、第２部に、そうした現在の眼からみて収録してもよいと思われる古い時期の作品と、短詩形のものとを加えている。
目次
丹波路幻影
新羅の窯元
古都扶余の秋
長野への旅
時間と僕
仮面
声
造山運動
末期の眼
四条河原〔ほか〕
著者等紹介
青木徹［アオキトオル］
１９３１年生まれ。「法政文学」「風貌」「一座」「花粉」同人。１９６２～９０年、角川書店に勤務、「角川日本史辞典」「新修日本絵巻物全集」「角川日本地名大辞典」などの編集にあたる。これまでの詩集に「無明長夜」（１９８１年９月）、「飛翔」（１９８２年４月）、「僕の中のおまえ」（１９８２年７月）、「縄文の秋」（１９９１年１月）がある
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