内容説明
詩人としての存在意義を常に意識しつづけた橋本理起雄の世界が新たに蘇える。未発表作品を含む約百編の詩を収録。併せて批評、随筆も収録。
目次
第1章 詩―詩集「書信」より(影;腐蝕;港 ほか)
第2章 詩―未発表作品より(にしん;はまなす;港 ほか)
第3章 批評(核 もしくは再生のための序章;詩における自由の問題;嘘の中では生きられない)
第4章 随筆、小品(酒・いい話し;子供は人間ではない;忘れもの ほか)
著者等紹介
橋本理起雄[ハシモトリキオ]
大正6年9月9日北海道旭川に生まれる。平成11年4月24日大腸ガンで他界、83歳。昭和13年徴兵(召集)で北満へ行き中支で前線で戦う。15年召集解除で帰還。16年~21年迄再び召集され戦う。昭和22年~42年迄県立高等学校の事務官として勤務。詩歴 昭和11年~12年詩とコント社同人。23年~廃刊東海詩人同人。*不詳、時間社、同人。25年~29年詩神編集発行人。29年~36年詩神同人。29年~34年日本未来派同人。54年~57年候鳥編集発行人
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