内容説明
幕末に生まれ海外へ留学し、化学・薬学の基礎を作ったロマンと情熱の志士の生涯。
目次
生い立ち・長崎留学の途につく
長崎日記
江戸で蘭学を学び、医学を修業
アメリカを経由してドイツへ
ベルリンに着いて―ウイルヘルム・ホフマン教授の助手に
テレーゼとの運命的な出会い
薬事行政と薬学の近代化に取り掛かる
テレーゼとの結婚成就―女子教育に懸ける情熱
日独文化の礎となって…―薬学研究、薬剤師教育への貢献
著者等紹介
の原博武[ノハラヒロム]
本名、原昭二。東京大学薬学部卒業、薬学博士、専攻「薬化学」。東京薬科大学名誉教授、現在「分子不斉研究機構」の会長を務める。日本薬学会奨励賞、国際賞「ツエットメダル」を受賞。1993年紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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