出版社内容情報
ロングセールスを続ける『いいタッチわるいタッチ』の著者が家庭内での暴力問題(DV)をテーマに描いた新刊絵本!!
このコロナ禍で外出がままならない状況下に、DV(ドメスティックバイオレンス)被害が社会問題となっています。
なかなか表に出にくく、また声をあげにくい問題について、著者があえて描き下ろした新作絵本です。
父親によるDV。そんな家庭環境で生きる少年の心の内を描いた作品です。
親からのDVを受ける子どもは「自分が悪いから」と思いがちです。
本作品は、子どもたちに暴力ということについて考える機会を設けたい。また、DVを受けている子には、あなたは悪くない。誰か外の人に話せば助けを求められることへの気づきを促したいといった趣旨で描かれています。
特に子どもの教育に携わっている方々、また小児科の先生方に、ぜひお読みいただきたい一冊です。
目を向けにくい問題を真正面からとらえた、勇気ある作品です。
「あとがき」には、こうした家庭を救済するための情報も収録しています。
※本書は復刊ではなく、新刊の書籍です。
内容説明
逃げてもいいんだ!!だれかに話して!!子どもの視線から描かれたDV被害と救済の絵本です。家庭内で起きるDV(ドメスティック・バイオレンス)は、気づかれにくい現状があります。この絵本ではDV被害者が、そこから逃れるためのヒントが描かれています。スクールカウンセラー、学校の先生、地域の相談員の方、支援機関の方々に、ぜひ読んでほしい1冊です!!
著者等紹介
安藤由紀[アンドウユキ]
目白大学現代心理学修士課程修了。人権ファシリテーター。絵本作家。アメリカのCAPプログラムを日本へ誘致。以来16年に渡って子どもへの暴力防止プログラムの普及活動に従事する。神奈川県教育局職員の参加型人権ワークショップに従事。東京都児童相談センター電話相談員。東京ウィメンズプラザ相談担当主任専門員。子ども家庭支援センター相談員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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