内容説明
1981‐1982年、『週刊少年チャンピオン』連載。「ブラック・ジャック」のクールさと、「三つ目がとおる」のツンデレ・ラブコメ要素が見事に合体。スリルとユーモア、機知と格調、事件解決のあざやかさ。この傑作を初出時に忠実な内容で読めるのは、本シリーズだけ!褪色に強い本文用紙&新触感“ベルベットマット加工”のカバーが、あなたの書架を飾ります!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ムーミン2号
5
「七色いんこ」オリジナル版の第2巻で、13編・17回分が収められている。この巻の特徴は、後に盟友になる名優タマサブローの登場(「幕間」)。タマサブローといっても歌舞伎役者ではなく、変テコなワンコなのだけど、こやつの登場によって面白味がグンと増している。いつも一緒ではなく、時々登場。もう一つは「ホンネ」といういんこにしか見えない得体の知れないものの登場。要するに「代役」専門にやっているいんこの「ホンネ」が妄想的に出没するわけで、それはいんこの病でもある。また、尾谷マモルという人物も出てくるが、要注意だ。2020/04/14