出版社内容情報
石川賢 十三回忌追善企画
2006年11月、偉大なる才能がこの世を去りました。
永井豪とともに、ダイナミックプロの骨太のイメージを確立させた石川賢は、幾度もの進化をとげながら、つねに驚きにあふれた作品を描き続けていました。
特に、マンガ誌の枠を超えた展開に当時の少年たちの心を揺さぶった『ゲッターロボ』、獣たちを体に飼った少年の復讐譚『魔獣戦線』、山田風太郎の原作をもとにそのマンガ表現が一気に開花した『魔界転生』、のちに『虚無戦記』としてまとめられる『虚無戦史MIROKU』などのド迫力の作品群。
享年58歳、次のステージでどんな作品が生み出されるのか、多くのファンに期待される中での逝去でした(ファンの中には、『ゲッターロボ』直撃世代の漫画家も多く含まれており、音楽の世界でいうミュージシャンズ・ミュージシャンのように強いリスペクトを受けていました)。
そんな石川賢先生の十三回忌にあたる2018年。
追善の意味を込め、あらためて「石川賢画集」を世に問いたいと思います。
▼収録内容(予定)
1章:デビュー&プレ・ゲッター 1970-
2章:ゲッターロボ誕生 1974-
3章:魔獣戦線というオリジナリティ 1975-
4章:5000光年の虎とSF世界 1980-
5章:魔界転生から虚無戦史への誘い 1987-
6章:號から真 ゲッターロボ再び 1991-
7章:真ゲッターとスーパーロボット大戦 1997-
8章:「ゲッター」「虚無」「魔獣」 3つの世界 1999-
石川賢[イシカワケン]
著・文・その他
内容説明
2006年11月15日、58歳で急逝した石川賢の、魅力と迫力にあふれた画業を一望に!『ゲッターロボ』『魔獣戦線』『虚無戦記』―未曾有の物語たちは、いまだこの宇宙のどこかで成長し続けているに違いない。最新永井豪ロングインタビュー収録。
目次
第1章 デビュー&プレ・ゲッター:1969~
第2章 ゲッターロボ誕生:1974~
第3章 魔獣というオリジナリティ:1975~
第4章 虎とリュウとSF:1979~
第5章 魔界から虚無へ:1987~
第6章 ゲッターロボ再び:1991~
第7章 真ゲッターとスーパーロボットたち:1997~
第8章 画集、選集、3つのサーガ:1999~
永井豪インタビュー
著者等紹介
石川賢[イシカワケン]
栃木県出身。1948年6月28日生まれ。1969年にダイナミックプロダクションに永井豪のアシスタントとして入社。1969年『それいけコンバット隊』(別冊少年ジャンプ70年1月号)にてデビュー。激しいアクションシーンやバイオレンス描写を得意とし、ギャグマンガからロボットアクション、時代劇、任侠ものなど数々のジャンルの作品を手掛ける。2006年11月15日、急性心不全にて58歳で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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隆二
ビッチュウ