出版社内容情報
ユーモラスに、皮肉たっぷりに…
危険なことを警告するマンロー・リーフ、復刊絵本第3弾!!
『みてるよ みてる』『けんこう だいいち』に続く、マンロー・リーフのユーモア絵本復刊の第3弾。
子どもたちのまわりには危険がいっぱい。
「危ないからダメ!」と叱っても、子どもたちは聞きません。
この本には、お風呂ですべって怪我をする「ふろばまぬけ」、何でもかんでも食べてしまう「くいしんぼうまぬけ」、右と左を見ずに道路に出て行く「ぼんやりまぬけ」、ビニール袋を頭にかぶる「かぶりまぬけ」などなど、悪いお手本となる、たくさんの「まぬけ」たちが登場!
ちょっと怖いけど、「危ないことをする子は、こんなことになるよ」と、ユーモラスな中にも子ども自身が実感できる内容。
ママたちのお説教より、この本を読むほうが効果大に違いありません!
▼対象年齢
幼児?小学校低学年
※本書は、2003年にフェリシモ出版より刊行されたものを再編集して復刊するものです。
マンロー・リーフ[マンローリーフ]
著・文・その他
わたなべしげお[ワタナベシゲオ]
翻訳
内容説明
ママたちのお説教より効く絵本!!子どもたちのまわりには危険がいっぱい。「危ないからダメ!」と叱っても、子どもたちは聞きません。この本には悪いお手本となる、たくさんの「まぬけ」たちが登場。「危ないことをすると、どうなるか」ユーモラスな中にも子ども自身が実感できる絵本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
50
危ないことをする子を「まぬけ」と名づけて痛い目にあわせる☆風呂場まぬけ。階段まぬけ。食いしん坊まぬけ。ぼんやりまぬけ。火遊びまぬけ。息詰まりまぬけ。棒咥えまぬけ。手だしまぬけ。強がりまぬけ。ぶら下がりまぬけ。飛び跳ねまぬけ。溺れまぬけ。かみそりまぬけ。ギッコンバッタンまぬけ。ドアちがいまぬけ。機械いじりまぬけ。やけどまぬけ。自転車まぬけ。工事場まぬけ。爆発まぬけ。飛び出しまぬけ。めちゃ歩きまぬけ。立ちんぼまぬけ。顔出しまぬけ。散らかしまぬけ。よじ登りまぬけ。自分勝手まぬけ。バイキンまぬけ。ドライブまぬけ。2018/12/31
ヒラP@ehon.gohon
25
なんともブラックユーモアな絵本です。 おっとあぶないどころではなくて、命の危険にもなりかねない不注意のオンパレードですが、身に覚えのあるアルアル集でもあります。 落書きのような絵で注意喚起。 他人事だと笑ってばかりいられない本ですね。2021/02/15
おはなし会 芽ぶっく
20
古い本の復刻版なんですね。遊びや生活になかの危険を、子どもに 分かりやすく 伝えてくれます。 いけないことをする子どもたちを 「 ~ まぬけ 」と呼びます。28のまぬけがでてきます。今の時代には?と言われそうですが。インパクトありますね!『小学校での読み聞かせガイドブック プランニング遊』で、朝読書のプログラムが参考になったので、記録しておきます。4年生①『おっとあぶない』 【SDGs3 すべての人に健康と福祉を(病気・怪我・医療)】2019/12/04
ゆっきぃ
12
図書館の新刊コーナーにあってびっくり!これ、私が子供のとき読んでたので。もともと1968年に出版されたものの復刊のようですね。熱いものに触ったら危ないよ、頭にビニール袋をかぶったら危ないよ、と子供に伝える話なのですが、○○まぬけという表現を使ってたり、手足が線の独特なイラストだったりで、当時強烈なインパクトを受けたものです。今だったらこんな表現はアウトなのかも(苦笑)2019/04/03
gtn
11
人は失敗してこそ学ぶ。それを、「あれが危ないこれが危ない」なじる者がいる。著者もその一人。日頃、細心の注意を払いながら事故に巻き込まれる人がいる現実を、どう説明するつもりか。2024/04/08