出版社内容情報
オキナワの内部と外部、両方の視点から「オキナワの家」を語った本
本書は、建築家やアーティストや作家が子どもたちに「家」について伝えるシリーズから生まれました。
著者の伊礼智は、沖縄に生まれ育ち、その後、生活の拠点を東京に移した建築家です。
本書では、著者の経験をふまえ、沖縄の歴史・風土・暮らし・家の工夫などが、美しい写真やイラストとともに、大人にも子どもにもわかりやすく書かれています。
沖縄での暮らしのなかで影響を受けた「住食同源」な家のありよう、また、沖縄らしい「テーゲー」(いい加減な感じ)感覚の楽しさが伝わってくる一冊です。
「家」を語っていながら、沖縄の「地」の魅力にあふれた名著が、改訂版としてついに復刊です!
◇琉球という国
◇戦争が沖縄の住まいを変えた
◇日本の中での沖縄らしさ
◇伝統的な沖縄の住まい
--屏風という環境装置/見えない境界/スージ(路地)の楽しさ/開放的な間取り/雨端…大きな軒下空間
◇見えないちから
--あの世の住まい/住まいのまわりの神々/シーサーが家を守る
◇沖縄の家がたたかってきたもの
--風をふせぐ/熱をさえぎる/天水/シロアリ/湿気
◇伝統的な沖縄の住まいの素材とかたち
--赤瓦/石灰岩/チャーギ
◇沖縄の現代住宅事情ほか
伊礼 智[イレイサトシ]
著・文・その他
著者等紹介
伊礼智[イレイサトシ]
1959年沖縄に生まれる。1983年琉球大学理工学部建設工学科卒業。1986年東京藝術大学美術学部建築科大学院修了。丸谷博男+エーアンドエーを経て1996年伊礼智設計室開設。2016年東京芸術大学美術学部建築科非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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kawa
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