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内容説明
『episode2 ピグマリオン』17本の短編を収録。ほかにカラーイラストや手書きの詩など貴重な作品を初収録。岡田史子の「自分史を語る」&インタビュー、青島広志氏監修「作品解説」を再録。
著者等紹介
岡田史子[オカダフミコ]
1949(昭和24)年、北海道・静内町に生まれる。高校在学中の67年、手塚治虫主宰の月刊漫画雑誌『COM』に「太陽と骸骨のような少年」を発表し、デビュー。翌68年、「ガラス玉」で、『COM』新人賞を受賞。同年上京し、以後、同誌を中心に、作品の発表をつづける。72年頃、静内に戻り、一時、漫画とは無縁の生活を送っていた。78年、『少女コミック増刊』に「ダンス・パーティ」を発表し、漫画雑誌に再帰。90年に発表した「エリム」以来、執筆活動を断念し、再び筆を取ることはなかった。2005年、心臓疾患のため入浴中に東京近郊の秋津にて永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
阿部義彦
16
復刊ドットコムより、岡田史子さんの下巻が出ました。作品も素晴らしかったですが巻末のインタビューや本人による自分史が時代を反映してかなり赤裸々でした、頭痛薬や睡眠薬に溺れ恋人と心中の真似事をして結局結婚することになった話や、自己顕示欲の発露、早熟な青春!兎に角作品世界は唯一無二のものでした全部分かろうと思って読むものでも無いでしょう。アウトサイダーアートみたいに永遠に解明出来ない絵で書いた詩のような、言葉のサラダ、未熟でかつ成熟も感じさせるアンバランスな儚さ、宮谷一彦さん同様私の宝物です、大切にします。2018/01/25
けん
2
復刊された岡田史子作品集の2。観念的でわかりにくい岡田の作品だけど、表題作は説明を排した萩尾望都といった風で、一番面白く読めた。巻末のあとがきで、元旦那さんとの結婚に至るまでのことがわかり、ちょっと唖然。元夫もすごい人だと聞いてるんだけど、男女のことはそういうのとは関係ないんだなあ。2018/07/05
葛井 基
2
真似しようと思っても真似できない芸術マンガ2018/02/20
たけのこ
1
「COM」を中心に活躍した岡田史子先生の作品集ですね。いろんなタッチの作品がありまして、モノによっては目が黒くてホワイトがなくて結構怖かったり。なんかきらびやかに見えて、どこか怖さの漂う不思議な魅力がありますね。2023/12/29